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忙しくても実践できる疲労回復方法について

執筆者: 松下怜渚(疲労回復インストラクター)
[記事公開日] 2024-01-15 [最終更新日] 2024-01-15
「寝ても疲れが取れない」「疲れているのにいろんなことを考えてしまい寝付けない」

みなさんにもこんな経験はないでしょうか?疲労に悩む方が多い昨今、疲れているのは当たり前となってしまっていますが、疲労は放置すると様々な不調や病気を引き起こすため、甘く見てはいけません。今回は忙しい毎日の中で、さりげなく実践できる疲労回復方法をご紹介します。
[ 目次 ]
忙しくても実践できる疲労回復方法について

疲労の原因とリスク

そもそも疲労の原因は何でしょう?実は私たちが感じている「疲労」には、「肉体的疲労」と「精神的疲労」の2種類があります。

「肉体的疲労」は体を動かすためのエネルギー不足が原因で生じます。久しぶりに運動すると、体力が勢いよく消耗し、「もう動けない・・・」と感じますよね。また、最近では長時間のデスクワークから生じる体の凝りも疲労の原因となっています。肉体的疲労を放置すると、消化する力や血流を促進する力などが弱まることで胃の不調、むくみ、肌荒れなど多くの不調に繋がります。

「精神的疲労」は仕事や人間関係などによるストレスから生じる心の疲労が原因です。放置すると、これまで興味があったことに無関心になったり、無気力に感じたり、悪化すると鬱病に繋がることもあります。慢性的に疲労を感じている方は、何をするのも面倒に感じると思いますが、できる範囲で少しずつ対処しましょう。

肉体的疲労を取る方法

まずは肉体的疲労を取る方法を紹介します。

1. 朝、太陽の光を浴びる
朝起きたらカーテンを開けて、太陽を浴びてみましょう。本来、人間には朝になったら目が覚めて、活発に動き、夜になったら自然と眠たくなる体内時計が備わっていますが、体内時計が乱れると、朝は起きられず、夜は寝付けず、疲労を感じやすくなります。

一度、乱れてしまった体内時計は調整することはできませんが、朝太陽を浴びることでリセットすることはできます。カーテンを開けるだけでも十分ですが、できる方は15分ほどウォーキングしてみましょう。軽い有酸素運動は血流を促進させ、疲労物質を体の外へ排出するのを促します。

2. 就寝2時間前までに食事とスマホやテレビを終える
疲れを取るためには、質の高い睡眠を取ることが大切ですが、そのためには就寝2時間前までに食事とスマホやテレビは終えるようにしましょう。食べ物を消化するには2時間かかると言われているため、寝る直前まで食事をしているとベッドに入ってからも食べ物を消化しようと内臓が活発に働くことで、休息できず疲労の原因となってしまいます。

また、スマホやテレビは脳を興奮させるブルーライトという強い光を発しています。ブルーライトを浴びてから脳の興奮が収まるまで2時間かかると言われているため、就寝2時間前までにテレビやスマホを終了し、脳をおやすみモードに切り替えることが大切です。

3. 就寝前のストレッチ
寝る前に簡単なストレッチを習慣にしましょう。日中に凝り固まった体をほぐしてあげることで、リラックスさせる副交感神経が優位になり、質の高い睡眠を促してくれます。また、ストレッチを通じて全身の血流がよくなることで疲労物質を体外に排出してくれます。肩や首をグルグル回したり、長座体前屈をしたり、心地よく感じる動作をゆっくりと行なってみましょう。
忙しくても実践できる疲労回復方法について

精神的疲労を取る方法

次に精神的疲労を取る方法を紹介します。

1. スマホの電源をオフにする時間を設ける
心が疲れてきたらスマホの電源をオフにする時間を設けましょう。スマホには絶えず利用者の興味を引くように、魅力的なセールの通知や、刺激的な芸能ニュース、SNSを通じた友達の近況が流れるように仕組まれています。情報がたくさん飛び交っているからこそ、自ら情報を断つ時間を確保し、目の前の生活に集中し、精神を落ち着けるようにしましょう。

2. 身の回りのごちゃごちゃしているものを見えない箱に入れる
綺麗な景色を見ていると癒され、散らかった汚い空間にいると不快に感じませんか?私たちは見るものから強い影響を受けているため、散らかった部屋にいると小さいストレスを感じ、溜まっていくと精神的疲労に繋がります。そのため、身の回りを綺麗に保つことは精神的疲労を溜めないために非常に重要です。

疲れていると整理整頓する気力がないと思うので、出しっぱなしにしている衣類、化粧品、ガジェットなどを中身の見えない箱や紙袋に入れて視界に入らないようにするだけでもOKです。

3. やらないといけないことはメモする
「後で洗濯しないと」「明日シャンプーを買わないと」私たちは日々、多くのことを忘れないように記憶していますが、実はこれも精神的疲労の原因です。休めるはずのお風呂や寝る時間も、忘れないよう脳が働き続けることで意図せず疲労が溜まっていきます。

そんなときにおすすめなのが、紙にメモして、必ず目にするところに置くことです。シンプルなことですが、思考から解放されることで驚くほど心がすっきりとします。
忙しくても実践できる疲労回復方法について

まとめ

肉体的疲労と精神的疲労を取る方法を紹介しましたが、いかがでしたか?なんとなく知っていたこともあれば、「へー、そうなんだ!」と感じるものもあったかと思います。疲れを取るためにメカニズムを知ることは大切ですが、なにより実践するのが大切です。まずは一つでも二つでも良いので、実践できそうなものを選んで明日から生活に取り込んでみましょう。
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