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管理栄養士が伝えたい、サプリメントの基本と安全な使い方とはについて

執筆者: 中村友也(管理栄養士)
[記事公開日] 2023-06-05 [最終更新日] 2023-06-05
健康のためにサプリメントを使っているという方、多いのではないですか?サプリメントは特定の栄養素を効率的に補給することができるため、健康や美容に有効だと言われていますが、安全な使い方を知らないと体に悪影響を及ぼしてしまいます。
今回は、管理栄養士の私がぜひ知っておいて欲しサプリメントの基本と安全な使い方について紹介していきたいと思います。
[ 目次 ]
管理栄養士が伝えたい、サプリメントの基本と安全な使い方とはについて

サプリメントとは

サプリメントとは特定の栄養素を濃縮して摂取しやすい形にしたもので、形状は錠剤・カプセル・粉末など様々です。
サプリメントを活用することで、本来食事をしなければ摂取することのできない栄養素を手軽かつ効率的に取り入れることができ日頃の食生活の助けになります。

サプリメント化されている栄養素

サプリメント化されている栄養素には多くの種類があり、代表的なものに
ビタミン、ミネラル、DHA,EPA、コラーゲンなどがあります。
これらの栄養素は体に必要な上に普段の食事から必要な分を摂取することが難しいことも多いため、サプリメントとして摂取することで栄養素のバランスを整えることができます。
また、これらのほかにも多くのサプリメントが販売され流通しています。

サプリメントは体に悪い?

サプリメントは体に悪いという噂を聞いたことがあるかもしれませんが、それは間違いです。
正確には使いすぎることで体に悪影響が出る可能性がありますが、逆に言えば使い方に注意すれば体に有用な効果をもたらしてくれます。
では、いったい何に注意すればサプリメントを安全に使うことができるのでしょうか。

サプリメントの安全な使い方

サプリメントを安全に使うために知っておいて欲しいことについて紹介します。
4.1食事バランスが優先
サプリメントはあくまでも普段の食事で足りない栄養素を補給するためのものであるため、食事のバランスを改善することが最優先です。
毎食主食・主菜・副菜を揃えて食べることを意識した上で、どうしても足りない栄養素をサプリメントで補うように活用しましょう。
4.2耐用上限量を意識する
耐用上限量とは、特定の栄養素を摂取した際に健康被害が起こる可能性のある量のことで、噛み砕くと「これ以上摂ると危険」という量をいいます。
耐用上限量は主に身体から排泄されづらく蓄積しやすい栄養素に対して定められておりサプリメントに記載されている1日3回などの指定もこれに沿っていることが多いです。
そのため、サプリメントの表示に沿って使用することはもちろん、使いすぎていないかを判断するためにも有用な数値です。
ちなみに、耐用上限量は「日本人の食事摂取基準」に記載されており、ネットでもすぐに調べることができます。

4.3栄養素の性質を知る
栄養素の中でも、ビタミンB群やビタミンCなど水に溶けやすい成分は体に蓄積しづらいため耐用上限量が設定されていません。
そのため、摂取量について他の栄養素ほど気をつける必要はありません。
しかし、どんな栄養素でも過剰摂取による健康被害の可能性がありますので、あくまで相対的にリスクが低いだけということは覚えておきましょう。

4.4アレルギーに注意
サプリメントの中には、食品から抽出する段階や加工の段階で別の成分が混ざることがあるため、アレルギーがある方はどのように作られた製品であるかをしっかりと確認しましょう。思わぬところでアレルギー症状が引き起こされる可能性があります。

4.5飲み合わせに注意
普段から飲んでいる薬がある方は、サプリメントを利用する前に医師に確認しましょう。サプリメントの成分によっては薬との飲み合わせが悪く薬が効かない、逆に効きすぎるなどの問題が起こる可能性があります。
自己判断ではなく必ず医師に確認するようにしましょう。

サプリメントの選び方のポイント

サプリメントをうまく活用するために確認すべきポイントを紹介します。
4.1栄養素の種類と含有量を確認する
取り入れたい栄養素の種類と含有量がしっかりと明記されているものを選びましょう。
特に、サプリメントに含まれる栄養素量は商品によって大きく異なっているため、必ず確認するようにしましょう。
ちなみに、サプリメントだけで1日分の栄養素を摂取できるようなものは、食事と組み合わせると過剰になる可能性がありますので、多すぎるものには注意が必要です。

5.2摂取時の注意点を確認する
サプリメントのパッケージには、用法容量や、「妊娠中は注意」などさまざまな注意点が記載されているので、必ず購入前に確認しそれらを守って使いましょう。
そこれを守るだけでもかなりサプリメントの健康被害を減らすことが可能です。

まとめ

サプリメントは使い方を守って使用すれば、健康になるための良きツールとなりますが、使い方を誤り過剰に摂取すれば健康被害を引き起こします。
あくまでも日頃の食事の補填として使うことを念頭に置いて活用するようにしましょう。
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