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日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

執筆者: 岡村珠春(管理栄養士)
[記事公開日] 2023-04-06 [最終更新日] 2023-04-06
日本人の成人の6人に1人が糖尿病あるいは予備軍と言われており、糖尿病はいわゆる国民病です。
糖尿病は、少しずつ進行するためいまいち危機感が湧かない方も多くいらっしゃいます。ですが生活の質が下がる症状は随時発生します。
悪化すると病気を併発し直接命に関わるリスクがあります。
また、糖尿病は完治しません。しかし、毎日の習慣により症状を抑えることができます。
今回は、糖尿病との上手い付き合い方や悪化させないために気を付けることを紹介していきます。
[ 目次 ]
日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

糖尿病とは

尿や血液中に大量の糖が含まれている状態を「糖尿病」と言います。
本来、食べたものを消化したり、体内で産生することで作られた糖は細胞のエネルギー源として、

血液と一緒に血管内を通り、全身にいきわたります。

糖尿病の方の場合は、体内の糖が多すぎることが原因で、細胞に取り込みきれず血液中にあふれ出てしまっているのです。
日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

引き起こされる病気

上記では、糖尿病とは血液や尿に糖が大量に含まれている状態を糖尿病と呼ぶと説明しました。
実際に糖尿病になると合併症を引き起こしてしまうリスクがあります。

糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症が3大合併症と呼ばれています。

糖尿病性網膜症について
症状:視力低下、失明
日本人の失明の原因の1,2位を争うほど多くの方が罹患しています。

網膜に障害が起こることにより、症状が出てしまいます。

網膜は目で見た映像を映す働きをしています。網膜には細い血管が張り巡らされており、

糖尿病により血管に障害がおこると視力低下が発症し、進行すると失明にいたります。

糖尿病性神経障害について
症状:手足の感覚が鈍くなる、足の裏のしびれ

血管内に糖が多く含まれている、いわゆる「高血糖」の状態になると、血管の壁が傷つきやすくなり脂質が血管内に溜まりやすくなります。

その結果、血液が通る道が狭くなりかつボロボロになっていきます。

足の指先の血管が障害されることで血流が届かず、しびれたり感覚が鈍くなったりします。

進行すると、足や指を切断することになる可能性があります。

感覚が鈍くなっているため、自覚がなく足の指が壊死してから気づくこともあります。

糖尿病性腎症について
症状:むくみ、疲労感
腎臓にて、尿を作る「糸球体」に障害が起こります。

糸球体は、血液中の老廃物や塩分をろ過する働きをしています。

糖が大量に出ている血液をろ過するため、傷んでしまいます。
そのため腎臓の機能が低下し上記の症状が発生します。

また、ろ過された糖は、尿糖として身体の外に排泄されています。

進行すると、自分で身体の老廃物を排泄できなくなり、透析により人工的に老廃物を出さなければならなくなります。

この場合、病院やクリニックに通い透析を受けなくてはならず、生活において負担が大きくなります。
日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

どんな人が糖尿病になりやすいの?

糖尿病の発症の原因は55%が遺伝、45%が環境因子です。

遺伝について
両親が2人とも糖尿病である場合その子においては65歳までに40~50%の確率で糖尿病を発症します。これは一般の集団の約5倍です。

環境について
慢性的な食べすぎや肥満、運動不足、

過度の飲酒、加齢などの要因があります。

とくに肥満は大きく影響します。
野菜による食物繊維を摂取することや、規則正しく3食食べること等を心がけましょう。

食物繊維をとることにより、食後の血糖値の上昇を抑えることができます。

また、朝食を抜く、遅い時間帯の夕食や間食のとりすぎを控えるようにしましょう。
日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

糖尿病の方におすすめのお菓子とは!?

2型糖尿病の方に対する食事療法で重要事項では、摂取エネルギーを減らす肥満対策であるエネルギーコントロールと血糖値を上がりにくくする血糖コントロールと二つあります。

エネルギーコントロールではなるべくカロリーの少ない、ヘルシーな食事をとり、体重を増やさないように努めていきます。

血糖コントロールでは、カロリーを減らすというよりは糖質の少ない食事を摂ることが大切です。

エネルギーコントロールと血糖コントロールを両方行うことが望ましいですが、含まれているカロリーと糖質が両方少ないおやつは多くありません。

また、味の薄いものが多く満足できないとの声も多いです。

多くの人の場合は、どちらかを優先して行い、その後にもう一つのコントロールを行っています。

体重コントロールと血糖コントロール、どちらを優先するかとのことですが、人によって異なります。

年齢や性別、既往歴、生活習慣などにより様々です。

一般的に高齢者の場合は血糖コントロールを優先しています。
加齢により骨格筋量や脂肪は低下していくため、普段どおりの生活していても痩せていってしまう傾向にあります。

痩せすぎてしまうと、転びやすくなったり褥瘡が出来やすくなったりと沢山の健康リスクが発生してしまいます。
そのため血糖コントロールを優先します。

また、60歳未満であり肥満(BMI 以上)の方は体重コントロールを優先します。

血糖コントロール、体重コントロールどちらを優先するかは人により異なります。

自分の年齢や持病、既往歴をしっかりと把握して選択することが大切です。

低カロリーかつ低糖質のお菓子を召し上がることが理想ですが、実際にそのようなお菓子は見つけにくいと思われます。

お子様せんべいは、低カロリーかつ低糖質ですが、なかなか食べた気にならない方も多いです。

また、糖尿病の方に向けた食品シリーズではマービーが有名です。

ジャムやクッキー、飴、ゼリー等様々な品物があります。

マービーは砂糖の代わりに還元麦芽糖を使用し甘さを出しているため、通常のお菓子やジャムを召し上がった時よりも血糖値が上がりにくく、血糖コントロールが必要な方に用いられています。

食べ方の工夫として、甘いものが好きな方では、お子様せんべいにマービーのジャムを塗って召し上がる方もいらっしゃいます。 

市販のお菓子にて、「低糖質」や「ロカボ」などと表示されているものもあります。
そのようなものは血糖コントロールに重点を当てたお菓子です。
日本人は糖尿病になりやすい?!リスクと生活習慣を考えようについて

まとめ

糖尿病は他人事ではなく、誰にでも罹患するリスクがあります。

糖尿病は放っておくと症状が進行していきますが、日々よりよい生活習慣を心がけることで通常の生活を送ることができます。

糖尿病についてよく理解し、少しでも違和感やいつもと違うと感じたら、気軽に病院やクリニックへ足を運ぶことが大切です。
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