ナンバーサプリのウィズメディカ倶楽部 vol.202407

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夏こそ入浴!シャワーでは味わえないその効果とは!?

執筆者: 橘田 絵里香 (形成外科医)
[記事公開日] 2024-05-28 [最終更新日] 2024-06-04
いよいよ夏…!つい、シャワーのみですませたくなってしまうこの過酷な時期ですが、みなさん、浴槽には浸かられていますか? ついシャワーで済ませてしまう方も多いのではないでしょうか。

そのような中、今月は「あえての入浴」をご提案したいと思います。なぜなら入浴にはシャワーでは得られない効果が沢山! 夏だからと入浴しないのは勿体なさすぎるのです。今月は、入浴ならではのメリット、夏の効果的な入浴方法とそのアンチエイジング効果について詳しく説明いたします。
[ 目次 ]
夏こそ入浴!シャワーでは味わえないその効果とは!?

シャワーだけでは得られない!入浴の絶大な効果

外に出れば猛暑で大汗をかく一方、室内では強い冷房……。この過酷な時期、診療の場において、暑い夏はシャワーを浴びるだけで湯船にはつからないという方は決して少なくありません。が、しかしこれはとてももったいない。湯船につかることで、シャワーだけでは得られないメリットが多すぎるからです。

夏にあえて入浴することで、健康を保ち、アンチエイジング効果をも高めることができます。早速ご紹介いたしましょう。


1 血流・むくみ改善
湯船につかることで体が温まり、血管が拡張することで、血流が改善し、全身への血液の巡りがよくなります。体に水圧がかかることで、血流やリンパの流れを改善する効果も期待できます。結果新陳代謝がアップ。これは、つい活動量が下がりがちな現代人に必要なアンチエイジング効果ではないでしょうか。浴槽につかる習慣を重ねることで、若返りまでも期待できてしまうかもしれません!?

2 浮力作用
シャワーにない湯船の特権、それは「水圧と浮力」。水圧については先述しました通りですが、水中では浮力が働くことにより、重力から解放されることで、関節や筋肉の緊張が緩み、リラックス効果が期待できます。カチカチに固まった筋肉をほぐす効果もあり、肩こりや腰痛などの改善効果が期待できます。立ち仕事の方、パソコン仕事が多い方、それ以外のお疲れな現代人の方、みなさま要チェックです!

3 清浄作用
しっかり湯船につかることで、シャワーと比べて全身の毛穴の開きが良くなり、余分な皮脂が流れやすくなります。結果、お湯を流すだけでもお肌の洗浄効果もアップ! お肌に悪いゴシゴシ洗いからは卒業いたしましょう。


暑さが苦痛にならない!夏でも気持ちの良い「ぬる湯」がおすすめ

お湯の温度は38度〜40度、時間にして10分〜20分の入浴がおすすめです。半身浴がお好きな方はもう少し長い時間でも良いかと思います。慣れると、一定時間の入浴後、汗がじわっと出てくる感覚があるので、そうしたら湯船から出て、休憩がてら頭や体を洗います。

熱いお湯が好きな方にぬるいお湯をご提案すると「物足りない」とおっしゃるのですが、ぬるいお湯にじっくりとつかる方が、体の芯まであたたまり、湯冷めもしませんし、疲労回復効果やリラックス効果、そして美肌効果も高まります。

忘れてはならないのが入浴前後の水分補給。これはとても大事です。コップ1~2杯分(150~300ml)の水分を摂ってから入浴し、入浴後も十分な水分補給を行ってください。
夏こそ入浴!シャワーでは味わえないその効果とは!?

入浴効果をさらにアップさせる秘訣

こうした基本的な入浴方法に加え、ぜひお試しいただきたい方法をいくつかご紹介いたします。

1. 炭酸入浴剤又は重炭酸入浴剤の活用
まず、おすすめしたいのがこちらです。炭酸ガスが皮膚から吸収されることで血管が広がり、血行が促進する効果がさらにUp! 筋肉の疲労回復やリラクゼーション効果が段違いです。継続することで新陳代謝が高まり、老廃物の排出よくなる結果、冷え性が改善し、肌のハリやツヤもよくなり、アンチエイジング効果がより一層期待できます。湯上がりスッキリな夏向けの入浴剤も販売されておりますので、この機会にぜひ試してみてください。​​​​

2.冷水シャワーと温水シャワーの交互使用
温水シャワーと冷水シャワーを交互に使用することで、新陳代謝アップ効果があります。極端に温度を上げ下げする必要はございません。適度に暖かい温度と、適度に冷たく感じる温度を交互に。夏に行うこの方法、とても気持ちがいいんです。心臓がびっくりしない程度に行いましょう。

3. 入浴中のマッサージ
浴槽に浸かっている間、マッサージを行うのもおすすめです。特におすすめなのがふくらはぎのマッサージです。
両手でふくらはぎを包み込み、足首から膝に向かってリンパ液を流すイメージでさする、
親指はふくらはぎの中央に当てるようにする形で片手でふくらはぎを掴み、親指を使って筋肉を揉みほぐす
などなど、なかなか文章での表現は難しいのですが、最近は動画も多く出回っておりますので、そちらも参考にしていただきながら、複数のアプローチの組み立てがおすすめです。
大事なのは皮膚に摩擦を加えないことです。皮膚ではなく、その奥の、ふくらはぎの筋肉をほぐすイメージで行ってみてください。

4. 入浴中・入浴後の保湿ケア
夏もお肌は乾燥します。石鹸の使いすぎにご注意ください。毎日の使用で肌の乾燥が悪化してしまう方もおります。お湯を流すだけでも洗浄効果は得られますので、乾燥肌が気になる人は石鹸の使用頻度を減らしてみてください。ゴシゴシ洗うのはいかなる時も厳禁です。
入浴後は、5分以内に保湿ケアをすることで、保湿の効果を最大限に高めることができます。保湿クリームやボディローションを使って肌をしっかりと保湿し、肌のハリや弾力を保つことで、乾燥やちりめんジワの予防をいたしましょう。

以上、夏にアンチエイジング効果を高めることができる入浴方法について、お伝えいたしました。この機会にぜひお試しください。

その気持ちの落ち込みは腸内環境の乱れが原因かも!?

執筆者: 芳賀恵(管理栄養士)
[記事公開日] 2023-03-17 [最終更新日] 2024-06-04
落ち込みやすい、イライラしやすいなど、気持ちがネガティブな方向に行きやすい方は、
自分が元々持っている性格なのではなく、
もしかしたら腸内環境の乱れが原因の1つかもしれません。

腸は、第2の脳と呼ばれている程、脳と密接な関係があるのです。

未だ研究が続いている脳と腸の関係ですが、
腸内環境の状態により、ストレスの感度が左右される事も近年報告されています。

不安な事が多い今の時代に、少しでもストレスを感じにくい身体に整える為に、
脳と腸の関係と、腸内環境を整える方法を紹介したいと思います。
[ 目次 ]
その気持ちの落ち込みは腸内環境の乱れが原因かも!?

日常で見る脳と腸の密接な関係

試験や面接の前や、人前に出て話す時など緊張する場面に直面した時、お腹が痛くなったり下痢をした
経験がある方は多いのではないでしょうか。

ストレスを感じる事が続くと便秘や下痢、腹痛になる方も多いかと思います。

反対に、食生活の乱れにより便秘が続くと気持ちがイライラしてしまいます。
介護施設では、いつも不機嫌だった方が便秘が解消された途端に機嫌が治ったと言う事例もあります。

この様に、日常的な身体の反応を振り返ると、脳の調子が悪ければ腸も、腸の調子が悪ければ脳も、
と「脳⇆腸」の双方向的な関係がある事がわかります。

この脳と腸の密接な関係は「脳腸相関」とも呼ばれています。
その気持ちの落ち込みは腸内環境の乱れが原因かも!?

腸の乱れは幸せホルモンの減少につながる

私達が生命活動する際、体内で色々な指令を伝えているのが神経伝達物質です。
この神経伝達物質の一つであるセロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、
気持ちをリラックスさせたり、前向きな気持ちにさせたり、睡眠の質にも関与しており
とても重要な役割をしているホルモンです。

このセロトニンは、脳と腸の両方で作られ、多くは腸で作られています。
その為、食生活などの乱れにより腸内環境が悪くなると、セロトニンの生成にも影響が出てしまいます。

さらにセロトニンは、睡眠の質に関与する「メラトニン」の生成に関与している為、
セロトニンの減少はメラトニンの減少にもつながり、睡眠の質が低下します。

この様に、腸内環境が乱れてしまうと、心の健康に関与するホルモンが減り、精神面での影響が出てきてしまうのです。

腸の乱れで起こる負のスパイラル

私達の身体には、痛みなどの外的要因や、ストレスなどの内的要因など、
危機に直面した時に自分を守ろうとする防衛本能が備わっています。

お腹の調子が悪い時もこの防衛本能が自然と働き、お腹を守ろうと猫背の姿勢になりやすくなります。

一時的な腹痛による猫背なら良いのですが、慢性的な腸内の悪化による猫背が続くと厄介です。

猫背になると、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると身体は緊張状態になり、血流が悪くなります。
血流が悪くなると自律神経の乱れが生じ、精神面や肉体的な健康面、さらなる腸内の悪化など悪循環が生じ、
負のスパイラルに陥ってしまいます。
その気持ちの落ち込みは腸内環境の乱れが原因かも!?

腸を整える為にすぐにできる事

腸内を整える方法は沢山ありますが、すぐにできる事をいくつかご紹介したいと思います。

<発酵食品を積極的に取り入れる>
 パンやチーズ、ヨーグルトなど、世界には沢山の発酵食品がありますが、日本も例外ではなく、
 お味噌や納豆、糠漬けなどのお漬物など、沢山の発酵食品の食文化の歴史があります。
 
 発酵食品には、乳酸菌をはじめとした沢山の良い菌が豊富に含まれており、
 この菌が腸内環境を整えたり身体の免疫力を上げてくれたりと、沢山の良い働きをしてくれます。

 発酵食品は色々ありますが、日本人には日本の昔ながらの発酵方法で作られた
 お味噌や納豆などにいる菌が一番身体との相性が良いので、日本の発酵食品を積極的に食べる事をお勧めします。

<できるだけ添加物を避ける>
 添加物は化学的に作られた物であり、自然界には元々存在していない成分です。
 私たちの身体は、自然界にある物しか消化吸収できませんので、
 添加物など化学的に作られた成分は消化されず腸内を荒らします。

 特に、乳化剤は腸粘膜を破壊してしまう事があるので、注意が必要です。
 全く添加物を取らないのも難しく、かえって神経質になってしまっては意味がないので
 できる限り避ける様に心がけましょう。

<乳製品を取りすぎない>
 腸内細菌のバランスは、先祖代々受け継がれており、世界各国の食文化にあう腸内細菌のバランスが
 長い歴史の中で作られてきたと言われています。
 
 海外の方が海苔やワカメを食べるとお腹を壊してしまうのは、元々海苔などを食べる食文化がなく、
 それらを消化する腸内細菌がとても少ないからです。

 私達日本人の長い食文化の中で、乳製品の歴史はとても浅く、殆どの日本人の腸内細菌は乳製品の消化を
 得意としておりません。

 適度に取り入れる程度なら良いのですが、毎日牛乳を飲んだりしてしまうと腸での消化が追いつかなくなり、
 下痢をしてしまうのです。

<猫背にならない対策をする>
 お腹の調子が悪いと猫背になり、それが続くと負のスパイラルになる事は説明しましたが、
 お腹の調子が悪くなくても、元々猫背気味の姿勢の方は内臓を圧迫させ自律神経の乱れからの
 腸の乱れにつながります。

 その為、猫背にならない様に、縮みやすい鎖骨周辺をマッサージしたり、硬くなりやすい内臓や肋骨周辺を
 マッサージしましょう。リラックス効果もあるので、相乗効果が期待できます。

 お風呂上がりなど身体がほぐされやすい時に行うのがお勧めです。
 パソコン作業など身体が硬くなりやすい時に、合間のマッサージとして行うのも
 とても良いですよ。
その気持ちの落ち込みは腸内環境の乱れが原因かも!?

まとめ

メンタル面で病気になる方は年々増えていると言われています。

ネガティブな気持ちになりやすいなと言う方、腸の状態はどうでしょうか?
もし、あまり状態が良くないなと思う事があれば、是非腸内環境を整える事に目を向けてみましょう。

きっと、良い方向に矢印が向いていくと思います。
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